漢方薬は、数種類の草根木皮を乾燥させて煎じた液体が本来の姿です。現在、医療用として処方されている漢方薬は、この液体をフリーズドライなどの方法で粉にしたものです。つまり、インスタントコーヒーみたいな状態にしています。だから本当は、これをお湯に溶かして元の状態に戻してのむのが正しい飲み方と言えます。
 でも、インスタントコーヒーがスタバなんかのコーヒーとちょっと味が違うのと同じように、お湯に溶かしてもよく似てはいるけど完全に元通りではありません。インスタントでは味や香りを完全に再現できないからでしょう。それに、漢方薬の効果は、その成分の化学的作用ももちろんですが、味や、独特のあの香りもその作用を100%発揮するために必要不可欠なものですから、煎じて作ったものと、粉薬をお湯に溶かしたものでは、おそらく効果がやや違うのではないかと思います。 
とはいえ、インスタントコーヒーをお湯にとかさずに粉のまま食べる人はいないでしょうから、同じように考えて漢方薬も是非お湯に溶かしてのんでみて下さい。少し面倒だけど、これまでと違う味がして効き目も違ってくるかもしれません。
 厳密に言うと、体を温めるタイプの漢方薬はお湯で、冷やすタイプのものは水で溶かした方が効果的な場合があります。これはその時の体の状態と漢方処方の種類によりますので、是非薬剤師に聞いてみて下さい。

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