皆様、あけおめ~~でございます。
 しかし、今年のお正月は寒かったですね~。おばさんの住む地域でも見たことのないような吹雪で、あっという間に雪が積もりました。ほんとにびっくりしましたわ。
 で、5日から世の中が動き出しましたが、まあ、風邪ひきさんが続々といらっしゃいます。お正月に風邪をひいたけど、医者がどこも休みだから辛抱していたら、こんなにひどくなっちゃったあ、という方が多いです。そうなると、熱も出ている場合が多く、熱冷ましが処方されることもあります。
 さて、皆さんの中で、歯医者でもらった痛み止めと、内科でもらった熱冷ましが同じ薬だった、という経験のある方もあるでしょう。一体、いつどっちをのめばいいかわかんないですよね。今日は、熱冷ましと痛み止めが同じになってしまうカラクリについてお話しましょう。
 まず、熱とか痛みって何かというと、ざっくり炎症が起こっている結果出る症状です。炎症が起こるメカニズムについては非常に難解なのでここでは割愛しますが、体を守るために発動されている大事な機能です。で、炎症が起こると体の中でいろんな化学物質がポンポン出てくるのですが、その中にプロスタグランジンというものがあります。このプロスタグランジンが発熱物質であり発痛物質でありまして、その状態に応じて熱を上げたり痛みを起こしたりしています。だから、このプロスタグランジンという奴を減らしたら、熱も下がるし痛みのなくなるんじゃないだろか、と人間は考えました。つまり、解熱剤も鎮痛剤もプロスタグランジンを減らしているだけなんです。熱があれば熱を下げるし、痛ければ痛みを止めてくれるというわけ。
 もうおわかりですね?
 もらった痛み止めと熱冷ましがたまたま同じ薬だったら、さすがに両方はのまないだろうけど、このタイプの薬は星の数ほど売り出されていて、普通に薬屋さんで買うこともできるので、違う薬を持っている確率の方が圧倒的に高い。だから、頭が痛くて熱もある、というときに、こっちで買った痛み止めとあっちでもらった熱冷ましを両方のんでしまうというようなこと、誰だって考えますよね?
 いけませんです!!どっちも同じことをする薬だから、倍量のむことになってしまいます! 頭の痛みも熱もひとつの薬で両方に効いてくれるということをご理解いただいて、手持ちの薬も上手に使って下さいね。分からなくなったら、知り合いの薬剤師さんに電話しましょ!

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