薬剤師は暗算が得意なわけではない

 薬を待っている間に、調剤をしている薬剤師をちょっと横目で見てやって下さい。
 棚に並んだたくさんの薬を、ヒョイヒョイと手を伸ばし、足を踏み出し、集めていますでしょ?処方箋には錠剤をいくつ取ったらいいかの総量は書いてありません。でも計算機を叩きながら錠剤をとる薬剤師はおそらくいません。
 「さすが理科系、さぞや暗算能力がすごくって、あのヒョイヒョイができるんだあ。」
と思ったら大間違いで、実は14の倍数と28の倍数を丸暗記しているのです。
 ほとんどの処方は1週間単位なので、この数字さえ覚えておけば8割がたヒョイヒョイができるのです。

薬剤師はときに不眠症になる

 夜眠っていて、突然今日の調剤が頭をよぎり、「あ、あの処方、あの薬正しくとったかな。え、〇〇mgの錠剤、間違って××mgの方をとったのではなかろうか・・・・!!」
 「粉薬の濃度、計算間違いしてなかったっけ・・・・!!」
 とバッと目が覚めてしまうことがあります。
 一度気になりだしたら、もう眠れなくなってしまうのです。
 厳密には治療の必要な不眠症ではありませんが、寝不足になることは必至です。
 ま、こういうケースのほとんどの場合正しく調剤しているもので、本当に間違っていたら言われるまで全く気づいていないことが多いのですが・・・

新米薬剤師は利き手の爪が深爪になっていて、痛い・・・・

 錠剤を台紙から取り出して裸の状態にする仕事があります。(これを薬剤師用語で錠剤をばらす といいます)新米さんは、この仕事を30分もすると、必ず深爪になって、だいたい絆創膏を巻いています。これが数年たつと、1日中この仕事をしても全く平気になるから色気のない話です。

 どんな仕事でも特有のあるあるってありますよね。テレビなんかでもよくやってます。でも、薬剤師さんのあるあるって今まで見たことがない! 人気の職業だとか言ってるくせに、ちょっとは興味を持って欲しいもんだ、というわけで、これからもちょくちょくこのシリーズ、やっていきます。よろしくどうぞ。

One thought on “薬剤師あるある その1

  • 2015年2月11日 at 12:56 PM
    Permalink

    薬剤師あるあるその1
    爪、指先に瞬間接着剤を塗ってはどうですか。

    Reply

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>