また、イオングループのドラッグストアが薬歴未記載で新聞ネタになりましたね。
 全く嘆かわしい限りの事件です。
  皆さんは「薬局なんて、全部こんなもんなんじゃないの??」と思われるでしょうね。当然ですよねえ。
 さて先週の続きになりますが、そもそも医師は、カルテの書き方や診察の方法などをどうやって学んでいるか。私は医学部を知らないので大学で授業があるのかどうか知りませんが、研修医の間は先輩の医師の診察の横について、シュライバーとして処方箋を書いたりして勉強している姿を見てきました。ま、大昔の話ですので、今はどうやっているのかわかりません。でも、少なくとも先輩の医師について、大学では学べない様々なことを身につけ一人前になっていくことは確かでしょう。
 となれば、薬剤師も大学では学べなかった実際の仕事は先輩薬剤師について覚えていくはずです。じゃ、この「薬歴なんか書かなくてもいいんだ」と思って、毎日薬を集めるだけの仕事をしていた薬剤師の先輩達も、同じように薬歴を書いていなかったということですよね。今、問題が発覚した大型チェーンドラッグさんの薬剤師達は、ある意味なんと不幸な就職をしたのでしょう。もしかしたら、給料がいい、とか、休みが多い、とか、会社が大きいとか、そんな理由で選んだのかもしれません。選択基準は人それぞれだからとやかく言いませんが、薬剤師としての自覚やプライドまで捨てて、条件だけで選択しないで欲しい。入社してから「これはひどい」と思ったら、さっさと辞めてしまいましょう。薬剤師は一生の仕事ですから、少しの寄り道はこれからの努力でいくらでも取り返せます。
 もっと言えば、ドラッグストアと調剤薬局ってそもそも同じ職種として成り立つのでしょうか?アメリカではかなり以前から、とても大きなドラッグストアにこれもとても広い調剤スペースがあり、優秀な薬剤師が常駐していて、健康のこと、薬のこと、何でも相談を受け的確な指導を行っています。国はこれを目指しているのだと思いますし確かに理想だろうけれど、日本でこれが同じように成り立つでしょうか?どうも、現時点では無理な気がしてなりません。特売のチラシを打ったり、ポイント集めてお買物券を出したりしている店で、的確な医療が行われるとは思えません。店の中を完全に仕切って、明らかに違う空間を作っているならいいのですが、どうもそんなドラッグはあまり見かけません。
 大手調剤専門薬局の方も、薬局の儲けが減ってきたから多角経営に乗り出す会社もあるようですし、どっちもどっち。
結局大企業って、儲かるから薬局をやってるだけなんでしょうか? 
私はそんな薬局、絶対にいやだ!!!

One thought on “まだまだ続く薬歴問題

  • 2015年2月25日 at 8:36 AM
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    人の身体や病気に係わるのですから、しっかりした知識と管理意識を持って薬剤師として生業としてほしいです。

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