気が付くと最近、健康関連の番組が多くなりましたね。ほとんど各局でやってる感があります。一応職業柄、見るようにはしていますが、「それは言い過ぎとちゃいまっか??」と画面に突っ込むこともあります。
 番組をセンセーショナルに盛り上げるには、「ええーっ!こんな症状があんな病気の前兆で、ほっとくと手遅れで死ぬかもしれないって??」という結論にもっていくのが一番手っ取り早いし、ラテ欄にこの結論だけを書いておけばそりゃ視聴率も稼げるかもしれない。勿論それも嘘ではなく、確かにそういう症例もあるでしょうけれど、どうも番組の作り手が視聴率のために煽っているように見えて仕方ありません。 みんなが身近に感じている芸能人、それもめちゃくちゃ健康そうな方々を並べて、「意外!!この人が最も危ない!!」「気づかないうちに病魔の足音が・・・・」的なやり方。ほとんどどの番組も同じテイストですよね。まさに針小棒大の極み。
 たしかに少しの症状を見逃さず、医療機関を受診して検査を受けるというのは非常に大切なことですが、煽りすぎるのもいかがなものかと。
 だいたい体の不調を感じるときの自覚症状って、どこかが痛い、とか、かゆい、とか、しんどい、だるい、とかで、そうそうたくさんのパターンがあるわけではありません。だから、頭が痛い、という自覚症状から考えられる原因は、単なる寝不足から脳出血のような命に関わる病気まで幅広くあるわけです。医師は問診や検査から病気を特定していって治療、という手順があるのですが、番組を見ていると、「ああもう、このときどき起こる私の頭痛はどこかで出血を起こしているに違いない。明日にでも大出血を起こして死ぬかもしれないっ!!」と思ってしまいます。
 皆さん、この手の番組は話半分で見ておきましょう。でも、痛みやかゆみ、だるさなどは体からの「ちょっと治してもらえません?」というサインであることも確かですから、何かの自覚症状があったら健康診断のつもりで医師のところへ行きましょう。
 テレビの情報に振り回されず、賢く生きてまいりましょう。

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