例の薬歴未記載の調査報告の結果が一応発表されました。全国で81万件、総額約3億円の不正請求が発覚しました。全体では4%ですが、業種別にみると一般薬局と調剤専門薬局は約2%、チェーンドラッグストアは約7%という数字です。なんと14軒に1軒のドラッグストアはこんなレベルだということか??(これはあくまでも不正請求の数字であって、薬歴を書かなくても請求をしていなければこれには入っていないようです。)
 さあ、いったいどう読み取ったらいいのでしょう、この数字。
 もちろん発覚した薬局からは不正請求をした分の金額を国に自主返還されるのですが、それだけで済んでしまっていいのか!という声があちこちの関係団体から出ています。厳しい指導を行って保険薬局の指定の取消し(処方せんを扱えなくなります)をすべきだ!国保や社保からは刑事告訴も検討すべきだ!これは詐欺だ!という意見も。当然でしょうなあ。こんなことでバレなかったら3億円はポッポナイナイだったわけだから。
 9割以上の薬局は、きちんと薬歴をつけて正しい請求を行っていたにも関わらず、こんな数字が新聞に踊ると薬局全部こんなんだと思われてしまう。だいたいがこれまで薬局の業務なんてあんまり世間に知られてもいないし、興味すら持ってもらえなかったのに、この件以降、バラエティで取り上げられたり、討論番組で槍玉に上がったり。にわかに表舞台に出たと思ったらバッシングの嵐だったという誠に皮肉なことになっております。表に出ること自体慣れていないのに、いきなりバッシングなもんだから、薬剤師会の偉いさん方がテレビでお話しになってはいますが、コメンテーター達に責められタジタジ。どう見ても形勢不利。ああ、情けない。もっとガンガンわめく人材はいないのか!世の中にちゃんと薬剤師のことを伝えるためには、慎ましやかにしていてはダメ!とテレビの前で臍をかむ今日このごろでございます。
 もう何に対して腹が立つのかわからなくなってきました。
 こうなったら、患者さん達の応援しか薬剤師が立ち直るすべはないのではないかと思います。だから、あなたのまわりの正しい薬剤師達を力いっぱい応援してやって下さい。
 ほんとにお手数おかけいたしますが、様々な方面で何とかお願い致しますよ、ねえ。

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