今、薬局業界では調剤専門の薬局に対してのバッシングが起こっています。セルフメディケーションの名のもとに、薬局は市販薬もサプリも売って処方箋も受け付けて、しかも24時間営業なら、なおよろし。調剤専門なんて儲け主義の最たるもので、薬局とは名ばかり、全く役立たず、というような論調です。それで、コンビニ併設の調剤薬局が出現したり、ドラッグストアのCMで処方箋の話が出てきたりするのです。

 じゃ、調剤専門薬局よりドラッグストアの方が理想形なんだろうか?
 じゃ、調剤専門薬局の薬剤師は、医療用医薬品の相談にしか答えられないのか?
 じゃ、市販薬を売っていないから、市販薬に関する知識は全くないと断じていいのか?
 じゃ、ドラッグストアのように何でも扱っている薬局の薬剤師は、医療用医薬品のことも市販薬のこともサプリメントのことも、全部よく知っていると無条件に言えるのか?
 全部、答えは否!
 薬、つまり体の中に入る全ての化学物質についての専門家が薬剤師であって、それは店で扱っているかどうかではなく、ただ一点、その薬剤師の能力の問題だと思うのです。それなのに、その店で扱っているもの、営業時間や立地条件、そんなもので薬剤師を判定してもらっては困ります。

 もし、皆さんが「調剤専門薬局だから処方箋の薬のことしか聞いてはいけないんだ。処方箋がないと入れないんだ。」と思っているとしたら、それは大間違い!調剤専門薬局の薬剤師に、薬のこと何でも聞いて下さい。処方箋を持っていなくても構わないんです。どんどん、聞きに行きましょう。薬剤師って真面目で、すごく受身だから、ほじくってあげないと能力を前に出そうとしないんです。
 そしてもし、処方箋を持たずに相談に行って、やんわり断られたり、変な顔をされたりしたら、先週の話の続きですけど、その薬局はアウトですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>